Brand History

私たちの歩み

1980年、山梨県甲府市に
山梨ジュニアアカデミーを創業しました。
当初は国内に民間の体操クラブは
ほとんどありませんでしたが、
創業者である伊東扶美江は
「世界で活躍するアスリートを育てるためには、
幼少期からの育成が必要不可欠である」
と考え、
当時としては珍しい民間体操クラブを設立しました。

創業からしばらくの間は、
体操の育成方法そのものが確立されておらず、
また習い事として体操をするというニーズも
ほとんどない中、
ゼロから育成方法を開発し、生徒を集めていきました。
選手の怪我や成績の低迷などの困難を
何度も乗り越えてきました。

着実に競技実績を積み重ねた結果、全国大会出場の常連クラブに成長し、2012年には全国大会(全日本ジュニア選手権大会)で優勝するなど輝かしい成績を収めるまでになりました。
2011年には、伊東安崇が2代目の代表取締役に就任し、創業者の伊東扶美江は取締役会長に就任しました。

2013年には、
国内有数の設備を誇る体操競技の専用体育館を
山梨県甲府市に建設しました。
トレーニングプログラムもより洗練され、
最先端の設備と指導技術のもと、
より多くの選手が活動することとなりました。

2015年に国際大会(国際ジュニア体操競技大会)に出場することを皮切りに、活躍の場は一気に世界へと広がりました。
2018年と2019年には、当クラブ所属の梶田凪選手が世界体操選手権に日本代表として出場し、国際大会でメダルを獲得するという快挙を成し遂げました。

2022年、代表取締役の伊東安崇が47歳で逝去しました。
突然の別れでしたが、選手もスタッフも悲しみをこらえて前を向き毎日練習に励みました。
志半ばで亡くなった社長の想いを受け継ぎ、伊東慎太郎が3代目の代表取締役に、伊東佐紀が執行役員に就任し、当クラブは新たな一歩を踏み出しました。

当クラブ所属の竹澤薫子が、2023年の体操ワールドカップの日本代表に選出され平均台で2位に輝き、2024年には全日本選手権で平均台優勝、クラブ初の日本チャンピオンが誕生しました。
2025年には「山梨ジュニアアカデミー後援会」が発足し、当クラブの卒業生や関係者の皆様から現役選手の支援をしていただくようになりました。

これまで長い歴史と数多くの実績を築いてきた当クラブですが、体操の技術や成績だけを追い求めてきたわけではありません。私たちが大切にしているのは、選手たちの「自ら挑戦する」姿勢を育むことです。
やらされる経験から得られるものはありません。たとえ失敗したとしても自ら挑戦する経験にこそ価値があると信じ、私たちはこれからも体操を通して、自ら挑戦することの素晴らしさを知る「真のアスリート」の育成を目指して歩みを進めてまいります。